ザライ省チューアタイ村ドローク集落の有力者であるクソル・プレオさん
(VOVWORLD) -クソル・プレオさんは、中部高原地帯テイグエン地方ザライ省フーティエン県チューアタイ村のドローク集落に住んでいます。彼は、宗教界の中でも有力者であり、現地の民族大団結の建設におけるお手本でもあります。
クソル・プレオさん |
クソル・プレオさんは1948年に生まれ、少数民族ジャライ族の出身者です。彼は現在、チューアタイ集落高齢者協会の副会長であり、ドローク村の南ベトナムプロテスタント教会の執事長を務めています。
ドローク村の南ベトナムプロテスタント教会の執事長として、クソル・プレオさんは信者たちに対して快適な暮らし、神を敬い、愛国の意を表し、団結し合って豊かな故郷の建設に貢献していくよう働きかけています。クソル・プレオさんは次のように明らかにしました。
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「私は、村民から地元の有力者として選出されました。私の経験では、有力者になるためには、自分の家族、社会、および国に対する任務を立派に果たさなければなりません。私にとって最大の任務と責任は、住民に対して党の方針や路線、国の法律の遵守を働きかけることです」
クソル・プレオさん自身も模範的な人生を送っているため、住民から信頼、尊敬されています。フーティエン県イアケ村プレイムンマック集落の南ベトナムプロテスタントグループの担当者であるクソル・バートさんは次のように明らかにしました。
(テープ)
「クソル・プレオさんは、言行一致の人です。彼は、地元における社会秩序の確保や、民族大団結の強化、貧困解消、経済開発事業などに大いに貢献してきた人です」
クソル・プレオさんは地元の行政当局に積極的に助言したり、関連機関と連携して、住民に対して経済発展や、伝統文化の保存と発展、道路の建設予定地の自発的提供などを働きかけたりしています。
プレイムンマック集落に住むナイ・ジャクさんは次のように述べています。
(テープ)
「クソル・プレオさんは社会活動における模範的な事例の一つです。彼は、村民たちに、経済発展、豊かな集落の構築、法律の遵守に励むよう常に働きかけています」
クソル・プレオさんは村、県レベルの機関から多くの賞状を授与されました。 |
集落の住民との会合で、クソル・プレオさんは、村民、特に青年に児童婚、近親婚を避けるよう奨励します。これにより、近年、地元における児童婚と近親婚のケースは出ていません。クソル・プレオさんは次のように明らかにしました。
(テープ)
「私たちは児童婚、近親婚の回避、時代遅れの習慣の撤廃などを宣伝します。最も難しいのは、村民の知識レベルがまだ低いため、彼らにもっと近づき、党と国家の方針と政策を明確に説明しなければならないことです」
クソル・プレオさんは、さらに、フーティエン県高齢者協会から、経済発展を遂げた高齢者として顕彰されました。地元への献身と貢献により、クソル・プレオさんは村、県レベルの機関から多くの賞状を授与されました。