(VOVWORLD) -カインさんが設立した「ズイ・カイン」と名付けられた葉っぱのアート施設は、2020年に、菩提樹の葉っぱのアートを市場に供給を開始しました。その後、カインさんたちは、創意工夫を凝らして、菩提樹の葉を原料にした、多種多様な絵やキーホルダーを作るようになりました。
カインさん(右) |
南部ソクチャン省ソクチャン市に住むダン・ズイ・カインさんは、ソクチャン省ならではのお土産を製造したいと考え、菩提樹の葉を原料にしたキーホルダー、および絵を作るスタートアップに成功しました。
(テープ)
「かつては、どうしたら起業できるか知りませんでした。ある日、お寺参りに行って、菩提樹の落ち葉を偶然目にしました。菩提樹の落ち葉は葉脈だけが残って、とても美しかったのです。それから、菩提樹の葉で仏教に関連するお土産を作ることにしたのです」
菩提樹の葉っぱのアート |
カインさんが設立した「ズイ・カイン」と名付けられた葉っぱのアート施設は、2020年に、菩提樹の葉っぱのアートを市場に供給を開始しました。その後、カインさんたちは、創意工夫を凝らして、菩提樹の葉を原料にした、多種多様な絵やキーホルダーを作るようになりました。現在、これらの製品は国内外の顧客に好まれています。2024年9月末現在、カインさんの施設は、3万個のキーホルダー、および50点余りの各種の絵や写真を生産しました。カインさんはまた次のように明らかにしました。
(テープ)
「現在、私たちの顧客には、国内にいる人もいれば、外国に住む人もいます。当初は、省内でのみ少量供給されていました。徐々に、周辺の各省でも消費され、現在までは、幾つかの国にも輸出されるようになっていますよ。」
菩提樹の葉脈で出来たキーホルダー |
カインさんたちは、さらに、地元の青年同盟と連携して、菩提樹の葉脈で出来た絵、キーホルダーの作り方を教えました。これまでに、10カ所の代理店に菩提樹の葉脈で出来た絵、キーホルダーの販売を任せています。現在、カインさんの施設は、常時使用する労働者は6人、さらに臨時労働者13人を雇っています。
カインさんは、将来的には、引き続き創意工夫を凝らして、菩提樹の葉で出来る美術手工芸品を作り、生産規模を拡張する予定だと述べました。
(テープ)
「菩提樹の葉脈を利用して観光土産を作る傍ら、菩提樹の葉を原料にした石鹸などを作りたいと考えています」
カインさんの新規事業の成功例は地元の多くの青年起業家を応援し、勇気づけているとのことです。