ここを訪れると観光客は広々とした空間とユニークな伝統文化を体験できます。クインニャイ人造湖の総面積は1万5百ヘクタールで、湖上にはウイフォン湾やビンイェン湾を始め、多くの島々や山奥に隠された洞窟、原生林があります。

（現場の音）

ダー川の両岸を繋ぐベトナムで最も高い橋であるパウオン橋からクルーズ船で 40 分移動すると、ウイフォン湾に着きます。ウイフォン湾は山々に囲まれて、風景はとてもロマンチックです。ここを訪れる観光客は雄大な自然の風景を存分に眺めたり、水遊びに参加したりすることができます。

パウオン橋

ウイフォン湾が、クインニャイ旅行協同組合によって投資、開発されました。総面積およそ1000平方メートルにはレストラン、水中バレーボールコート、ボートレース場、魚の養殖場など、数多くの施設があります。クインニャイ旅行協同組合のラー・バン・フォン組合長は次のように語りました。

（テープ）

「私たちは最も安全でよい品質の観光商品と観光サービスを提供しています。私たちの観光商品は、クインニャイ湖の強みと地元の少数民族のユニークな文化を基礎に作られるものです」

クインニャイ県に観光客が見逃せない新しい観光地は、ビンイェン湾です。総面積約 1.5 ヘクタールのビンイェン湾は、ユニークなデザインの水上家屋が 8 軒あります。ここを訪れると観光客は美しい風景を眺めるだけでなく、川遊びやボート漕ぎ、グルメも楽しめます。

（テープ）

女性：「初めてクインニャイ湾を訪れました。ここでの空気はとても新鮮で、人々はとてもフレンドリーで親切です。週末に体験する価値のある場所です」

クインニャイ県はクインニャイ人造湖を水産物の養殖に利用するほか、観光インフラの整備のため投資を呼びかけています。現在、多くの企業はクインニャイ人造湖の観光開発に投資を行っています。クインニャイ県人民委員会のロー・タイン・トゥイ副委員長はソンラ省とクインニャイ県はクインニャイ人造湖での観光開発を目指す多くの計画を作成したと明らかにし、次のように語りました。

（テープ）

「クインニャイ県の具体的な方向性は、ソンラ水力発電所のダム湖における生態観光を始め、観光開発計画を集中的に立案するということです。さらに、物理療法観光や体験型観光の開発などコミュニティ観光や文化観光にも力を入れます」

クインニャイ県のスピリチュアル観光スポット

クインニャイ人造湖を探索するのに最適な時期は、9月から翌年4月までの水位の高い時期です。この時期に湖を訪れると、広大で澄んだ湖面に雲が映り込み、息をのむほど美しい風景を楽しむことができます。

さらに、この期間には、タイ族の髪洗い祭り、伝統的なボートレース、テン・キン・ファンの祭りなど、地元の様々な文化イベントが開催されます。ソンラ水力発電所の原始的な美しさを探索しながら、地元のユニークな文化を楽しむことで、観光客にとっては忘れられない体験ができるでしょう。