タオです。
早いものでもう9月も終わりますね。ハノイはまだ蒸し暑い日が続いていますが、皆さんのお住まいの町はいかがですか？
さて、先日、広島県の八木 晋（ヤギススム）さんからお便りを頂きましたので、ご紹介します。「ベトナムの声 スタッフの皆様いかがお過ごしでしょうか？
9月になっても暑い日が続いています。台風や線状降水帯、ゲリラ豪雨の影響により各地で道路の冠水や土砂崩れなどが発生しています。また、暑さが農作物の生育に悪影響を与えています。その反面、一部のダムでは貯水率がとても低くなり、水不足が懸念されています。今のベトナムはいかがですか？ベトナムの少数民族の伝統楽器による音楽、民謡を放送で流して頂けたら幸いです。子守歌やお祝いの行事に演奏されている音楽などです」との内容でした。八木さん、いつもベトナムの声放送をお聴き頂きありがとうございます。今日のこの時間は、八木さんのリクエストに応じて、ベトナムの少数民族の伝統楽器による民謡竹笛を紹介しましょう。

音楽は、人々の生活に欠かせない精神的な食べ物の一つであるといえます。ベトナムの音楽は、豊かな宝庫として知られています。ベトナム音楽の特徴は、地域ごとに発展してきたことです。北部から南部まで、それぞれの地域には独自の旋律があり、その地方ならではの個性や文化的特徴を明確に表しています。
その中でも、竹笛（サオ・チュック）は伝統的な民族楽器として非常に人気があり、竹笛のイメージはベトナム人の文化的・精神的な生活に深く結びついています。竹笛は、繊細で感情豊かな音色で音楽を伝えることができます。材料としては、主に竹やトウ（竹の一種）が使われます。笛の直径は約1.5cm、長さは30cmです。

では、今日のこの時間は、そんな竹笛のメロディをお楽しみいただきましょう。

はじめに「土の愛」（Tinh Dat）をどうぞ

お聴きいただいた曲は「土の愛」でした。
つづいて、「国の歓び」(Dat Nuoc Tron Niem Vui)をどうぞ

お聴きいただいた曲は「国の歓び」でした。

おしまいに「南部の哀愁の旋律」（Dieu Buon Phuong Nam）をお楽しみください。

お聴きいただいた曲は「南部の哀愁の旋律」でした。
いかがでしたか、みなさん。今回は、ベトナムの少数民族の伝統楽器による民謡竹笛の演奏をお届けしました。今日のリクエスト音楽はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。