(VOVWORLD) - このイベントに参加した代表者や訪問者は、コントゥム省内の多彩な観光ツアーに参加し、地元特有の料理を楽しむ機会を得ました。
先週、中部高原地帯テイグエン地方のコントゥム省で、「文化の体験・自然の探索」をテーマにした第5回コントゥム省文化・観光週間と第2回少数民族ゴングフェスティバルが開催されました。このイベントは、少数民族の文化的アイデンティティの保存と発展を目的とし、同時にコントゥム省の文化と人々、中部高原地帯のゴング文化空間の特徴的な文化遺産をたたえ、広く宣伝することを目指しています。
開幕式の様子(写真:VGP) |
4日間にわたって開催されたこのイベントには、1000人以上の職人やアーティストが参加しました。開催期間中、少数民族によるゴングフェスティバル、伝統的な祭りや文化儀式の披露、ストリートフェスティバル、コントゥム省の観光促進会議、ベトナム人参「ゴックリン人参」のブランド構築、保護、発展に関するワークショップなど、多彩な活動が行われました。
コントゥム省人民委員会のイ・ゴック副委員長は次のように述べました。
(テープ)
「コントゥム省は、豊かな歴史と文化を誇る土地で、テイグエン地方において重要な地政学的位置を占め、多くの民族が古くから居住し、ゴング文化空間の発祥の地でもあります。コントゥム省には、有形・無形の文化遺産が豊富に有しており、中部高原地域特有の文化的アイデンティティを反映しています。また、外国の侵略者に対する抵抗戦争や祖国防衛に関連する歴史的遺跡も多くあります。たとえば、コントゥム刑務所遺跡、マンデン史跡および景勝地、貴重なゴックリン人参を有するゴックリン自然保護区などが挙げられます。これらの資産は、コントゥム省の経済、文化、観光の発展にとって非常に重要な可能性を秘めています」
コントゥム市の職人が少数民族バナ族の民族楽器と音楽を紹介(写真:VOV) |
このイベントに参加した代表者や訪問者は、コントゥム省内の多彩な観光ツアーに参加し、地元特有の料理を楽しむ機会を得ました。同時に、企業や地方にとっては、新しい製品を紹介し、市場拡大を図る絶好の機会となりました。
さらに、今回のイベントにあわせて、コントゥム省は首相から「2045年までのコンプロン県のマンデン観光地の総合開発計画」の承認を受けました。この計画は、マンデン観光地を全国的な観光開発の戦略的拠点として発展させることを目指しています。