(VOVWORLD) - 2025年の「ベトナムの栄光」というプログラムが「誇りと願い」をテーマに22日夜、ハノイで開催されました。このイベントは、ベトナム労働総連盟が主催し、祖国と人民のための意志と不屈の精神、知恵と献身の精神について輝かしい模範に対する表彰を目的としています。
今年は、豊富な実績を持つ19の団体と個人が表彰されました。これらの団体と個人は1945年から現在まで、達成された偉大な成果と誇らしい歴史の歩みを想起させた人々です。今回、表彰された6人のうちの一人である、ベトナム石炭鉱物工業グループに属するバンザイン株式会社の採掘工場14号の労働者、ファム・ディン・ズアンさんは、20年間の勤務において多くの創意工夫と技術改良を重ね、生産性の向上と労働者の安全確保に貢献しました。ズアさんは、グループ級の優秀技能者、商工省の労働競争戦士、全国優秀若手労働者など、数多くの称号を獲得しています。
(テープ)
「バンザイン石炭会社の5000人を超える労働者の中から、ベトナム栄光賞を受賞でき、大変名誉に思います。自分自身は学習と労働生産の両面で完璧を目指すよう努力しなければならないと認識しています。2021年に、各部門と協力し、ベルトコンベヤーの延長に関する創意工夫を生み出し、労働組合から創造的労働証書を授与されました。このアイデアの実用化により、複数回の切断時のコストを削減し、会社に利益をもたらすことができました」
団体部門で、ハロン大学は誇るべき成果を上げてきたので、2025年の「ベトナムの栄光」プログラムで表彰された13の団体の一つとなりました。同大学は、国民の知的水準の向上、人材育成、クアンニン省、東北地域、ひいては全国の社会経済発展に大きく貢献している大学です。また、「持続可能な成長に向けたクアンニン省の海洋経済発展」という国家レベルの研究テーマを実施し、循環型エビ養殖技術移転や生態観光モデル、伝統工芸村によるデジタル経済・グリーン経済・イノベーションの推進などを行っています。ハロン大学のグエン・ドゥック・ティエップ学長は次のように明らかにしました。
(テープ)
「ハロン大学は、教育分野で選出された唯一の学校であることを光栄に思います。これは非常に大きな励みとなります。私たちは今後も努力を続け、大学の願いを実現するために尽力していきます」
毎年、表彰される団体と個人は、有能かつプロフェッショナルで、責任感があり、革新的なベトナム人労働者の体現であるとしています。ベトナム労働総連盟のグエン・ディン・カン議長は次のように強調しました。
(テープ)
「私たち一人ひとりが力を合わせ、すべての労働者と国民の中に希望を呼び起こさなければなりません。それにより、表彰を受けた個人と団体は、それぞれの個人の成功が所属組織、企業、居住地の成功であり、さらに広くは国全体の成功であることを自覚するようになります。国の発展は、それぞれの個人が発展するための重要な基盤・機会なのです」
2004年に開始された「ベトナムの栄光」プログラムは、21年以上にわたり、単なる表彰の意味にとどまらず、よい価値観の普及に貢献し、すべてのベトナム国民がさらなる責任感を持ち、夢を抱き、献身する勇気を持つためのインスピレーションを与え続けています。これまでに、「ベトナムの栄光」プログラムで毎年表彰された団体と個人の総数は313に達しています。