ベトナムの独立記念日の精神

ベトナムの独立記念日の精神 - ảnh 1

68年前の1945年8月革命後に、ホーチミン主席はベトナム民主共和国の生誕を告げる独立宣言を読み上げました。1945年8月革命と9月2日の独立記念日の精神は世界の多くの学者、政界から今日の時代においても価値あるものと評価されています。

これまでに、8月革命の歴史的意義について、多くの世界の友人が「ベトナム民族だけではなく、世界の労働階級と統治されている民族は植民地と半植民地支配下の民族の革命歴史の中に若い党の指導の下で革命が成功したことを誇りに思う権利がある」との共通の認識をしています。1945年8月革命派の勝利は植民地支配下にあったアジア、アフリカ、ラテンアメリカ諸国の民族の自由と公理を求める渇望であり、植民地主義に終止符を打ち、それらの民族が独立を勝ち取る手本と原動力でもあります。

そこで、毎年の9月2日になると、国内に住む8千6百万人、及び、国外在住400万人のベトナム人だけではなく、世界の人々さえもベトナムの記念日を共に迎え、ベトナムの成果を高く評価しています。

ハノイ国家大学のアメリカ人歴史教授Douglas Jardinさんは次のように明らかにしています。

(テープ)

「9月2日の独立記念日はベトナム民族の誕生日であると呼ぶことが出来ます。しかし、この日は色々な意義があります。ベトナムは地域内で植民地の支配から脱却し、自由・独立国家になった最初の国です。ですから、9月2日の意義はもっと大きいものであり、ベトナム人民はそのことに特別な誇りを持つ権利があります。」

数百年間の植民地支配、2度にわたる外敵による戦争を経過した現在、ベトナムが収めた成果は多くの国にとって“奇跡”と見なされています。ベトナムは年間一人当たりGDPが1000ドルを超えて中所得国の仲間入りをしました。貧困家庭率も毎年低下し、国連のミレニアム開発目標を先駆けて実現する国々の一つです。モザンビーク平和団結友好協会のマリア・ファチナ理事長は次のように語っています。

(テープ)

「ベトナムは過去に様々な困難に直面していましたが、現在、すっかり前向きに変貌してきました。住民の生活は日増しに改善されるようになりました。私たちにとってベトナムで起こったこととベトナムが収めた成果は本当に奇妙なことです」

現在、ベトナムは180カ国と国交を樹立し、230の国、地域と貿易関係を持っており、地域と国際の70の組織の積極的な一員となっています。在ベトナムパレスチナ大使館のサアディ・サラマ・アツマイジ大使は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムは2020年までに近代的な工業国になるために取り組んでいます。ベトナムが収めた成果はベトナムが新たな成果を収めるための土台であると信じています。ベトナムは2020年まで発展した工業国になる目標を達成できる可能性があります。パレスチナはベトナムの発展を見極めており、ベトナムの成果を自国の成果として見なし、正義の闘争事業におけるベトナム人民を常に支持し、ベトナム人民と団結する用意があります。」

1945年9月2日の出来事はそれぞれのベトナム人にとって誇りであり、原動力として永遠に存在し続けることでしょう。

ご感想

他の情報