今週の主な国内ニュース・11月30日から

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*今週、第13期国会議員は先頃行われた第6回国会の結果を報告する為、全国各地の有権者と会合を行いました。国会議員として、グェン・フー・チョン共産党書記長はハノイ市ティホ( Tay Ho)区の有権者と、そして、チョン・タン・サン国家主席はホーチミン市の第3区と第4区の有権者と会合を行いました。これらの会合で、有権者は今回の国会では憲法改正案を採択したことを高く評価しました。チョン共産党書記長とサン国家主席は第6回国会に対する有権者の評価に耳を傾けた後、汚職防止対策、幹部、職員の質的向上などに関する有権者の質問に答えました。

*今週、ハノイで、1992年憲法改正委員長を務めるグェン・シン・フン国会議長はベトナム社会主義共和国の憲法に署名しました。この新憲法は2013年11月28日の第13期国会第6回会議で採択されました。署名式で、フン国会議長は次のように語りました。        
     (テープ)

「憲法はベトナム民族の不滅(ふめつ)の思想を改めて強調しています。それは、人権、国民主権を重視しており、社会主義への過渡期におけるベトナムの国家と制度の貴重な価値と民主的かつ進歩な本質を反映しています。新憲法は政治、経済、文化、教育、科学技術、環境、祖国防衛、国家機関、憲法の有効と改正などについて十分かつ明確に規定しています。また、新憲法は、ベトナム国民の国家主権、ベトナム社会主義共和国の独立、領土保全という不変の価値を強く強調しています。」

*今週、ハノイで、従来のCG会合=ベトナム支援国会合に代わるDPF=ベトナム開発パートナーシップフォーラムが開催され、各国政府、外国大使館、国際組織、非政府組織などから代表者およそ300人が参加しました。フォーラムでは少数民族居住地を中心とする貧困解消、浄水供給と衛生確保サービスへの民間経済セクターの参加の促進、環境管理システムの能力向上、職業訓練を通じての競争力の向上といった4つの重要な課題について集中的に討議されます。開会式で、グエン・タン・ズン首相は次のように語っています。

(テープ)
「打ち出した目標と任務を実施するため、ベトナムは底力を発揮します。国家、各経済セクター、社会全体からの財源を動員する計画があります。また、これまで収めてきた成果を維持し、持続的な発展を遂げていくためには、開発パートナー、支援者からも政策コンサルタント、技術援助、資金援助を期待しています。」

*今週、ハノイで、世界銀行は2013年におけるベトナムの経済発展状況を更新する報告を発表し、その中で、「ベトナムのマクロ経済が引き続き安定的に発展している」と明らかにしています。世銀の専門家でありこの報告書を作成するグループのトップであるサンディープ・マハヤン(Sandeep Mahajan)氏は「ベトナム経済は、GDP=国内総生産の増加や、投資家からの好評など、積極的な兆を示している」と評価しました。その上で、「今後、ベトナム政府は競争力の向上や、汚職防止対策、飢餓貧困解消という3つの課題にさらに力を入れていく必要がある」と勧告しています。

*今週、ハノイで、保健省は「人口老化・高齢者のケアにおける試練」をテーマとした今年の12月26日の「ベトナム人口デー」と「人口に関する国家行動月間」の開始式が行われました。今年の式典で、保健省のグェン・ベト・ティン( Nguyen Viet Tien)次官は「近年、ベトナムでは人口・家族計画化事業が多くの重要な成果を収めた。一人の女性が生涯に出産する子供数は1960年の6.4人から2012年に2人に減ってきた。母子の死亡率も急速に減ってきた。ベトナム人の寿命は1960年の40歳から2012年に73歳になった」と明らかにしました。

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