第一は１月１２日から１９日にかけてハノイで行われた第１１回ベトナム共産党第大会です。
この大会で、社会主義に進む過渡期における国の建設綱領や２０１１年から２０２０年にかけての経済社会発展戦略、第１０回党大会の決議の実施状況に関する内容、２０１１年から２０１５年までの五カ年計画などが採択されました。今回の党大会は第１１期ベトナム共産党執行委員会を選出しました。その中でグェン・フ・チォン氏が第１１期ベトナム共産党書記長を選出されました。ベトナム共産党第１１回大会の成功は、全党、全軍、全国民に信頼感及び喜びをもたらしました。また今回の大会決議は日常生活の中で一歩一歩活用されています。
第２は、２０１１年から２０１６年までの任期におけるベトナム国会第８期及び各レベルの人民評議会選挙です。
５月２２日、ベトナムの有権者は２０１１年から２０１６年までの任期におけるベトナム国会第８期及び各レベル人民評議会選挙の投票を行い、投票率は９９％に達しました。第８期ベトナム国会第１回会議では、チョン・タン・サン氏が国家主席に、グェン・タン・ズン氏は首相に、グェン・シン・フン氏は国会議長に賛成多数で選出されました。これは新たな指導部に対する有権者の高い信頼度を示すものです。
第３ベトナムは、対外活動に積極的かつ主多雨的に参加しながら、平和的措置を通じて紛争の解決を目指す対話を強化してきたことです。
２０１１年、ベトナムの二国間及び多国間対外活動は活発に行なわれ、ベトナムの世界参入への過程の推進に寄与しました。ベトナム共産党、国家、政府、国会の指導者らは幾つかの公式訪問を行いました。またベトナムはベトナムの東部海域いわゆる南シナ海に関する会議を含めた多くの国際会議、フォーラムに参加し、重要問題のすべてに関して自国の立場を述べました。
第４はベトナムの経済は様々な困難に直面しましたが、引き続き伸び率を見せていることです。
２０１１年、世界経済は様々な困難にありましたが、ベトナムの経済成長率は６％に達しました。これはベトナムの大きな成功と見られています。特にベトナムの食糧生産量は４１５０万トンに達し、米の輸出量は７００万トンにのぼりました。また、国会は、２０１１年から２０１５年にかけての土地使用計画に関する決議及び２０２０年までのビジョンを採択しました。これは食糧の安全保障と気候変動への対応を目指すもので、支援国から高い評価を得ました。
第５はベトナムが経済の構造改革に集中したことです。
２０１１年の１０月６日から１０日にかけて行われたベトナム共産党第１１回第３回総会で、２００６年から２０１０年までの経済社会や財政、国家予算の実施状況に関する重要な文書及び２０１２年と２０１１年から２０１５年までの経済社会発展計画が採択されました。また、成長モデルの刷新を経済の構造と結びつけることで一致しました。これにより、向こう５年は公的投資や財政市場の再構築、国営企業の再編などに集中します。
第６は気候変動の影響によりベトナム中部とメコンデルタ地域が洪水にみまわれたことです。
１０月１１月には中部とメコンデルタ地域で大洪水が発生し、１０人以上が死亡し、損害額は、数兆ベトナムドンにのぼりました。政府は洪水被災地の生産活動及び生活の安定を目指し、５０００億ベトナムドン及び１３００トンの米を補助しました。気候変動に関するいろいろな会議が開催され、「ベトナムは気候変動による最大被害を受ける国のひとつであり、自然災害による被害を減少させる為の合理的措置をとる必要があると訴えました。
第７はリビアで働いていたベトナム人労働者およそ１万人の帰還を成功させたことです。
１月１５日、リビア反政府デモが大規模に行われ、リビアは大混乱状態に陥りました。ベトナム人労働者１万人以上がこの国で働いていました。そのため、ベトナム人労働者の安全を確保する為、ベトナム政府はリビアで働くベトナム人労働者１万４００人の帰還を成功させました。そして、多くの地方及び企業はこれらの労働者に様々な援助を行いました。
第８はベトナムは交通事故を国難とみなしていることです。
２０１１年、交通事故による死は１１０００人にのぼりました。ベトナムは交通事故を減少させる為に様々な措置を実施してきましたが、交通事故による死者、負傷者は増え続けています。主な原因は、交通安全に関する国の管理活動が不十分で行われてないということです。一方、交通インフラが整っていません。これにより、国会の決議により、２０１２年から交通事故による死亡者及び負傷者数を年平均５％から１０％までに引き下げる目標を掲げています。
第９はベトナムの多くの遺産がユネスコにより世界遺産として認定されたことです。
中部タンホア省のホー王朝時代に建設された古城の城壁城門と北部フート省の伝統歌唱芸術が世界文化遺産として認定され、さらにハロン湾がニューセブンワンダーズ組織により世界新７不思議として選出されました。これはベトナムの無形文化遺産と有形文化遺産の豊かさを示すものです。またこれらは、ベトナムが世界の人々に自国の特色ある文化のピーアールを強化したい決意を表すものでもあります。
第１０は第２６回アセアンスポーツ大会で高い成績をあげたにもかかわらず、ベトナムのスポーツ部門は解決すべきの様々な困難に直面しているということです。
第２６回アセアンスポーツ大会でベトナムスポーツチームは金メダル９６個を獲得し、第３位に立ちました。この大会を通じて、水泳のホァン・クイ・フォック選手やグェン・ティ・アン・ビェン選手などの多くの若手選手が地域の新記録を作り、ベトナムスポーツ部門の新たな希望となっています。しかし、サッカー部門に存在する様々な弱点はベトナムスポーツ部門の課題となっています。