兵士のみなさんを讃える歌

(VOVWORLD) -早いもので、7月もそろそろ終りです。ハノイの7月は、6月の猛暑に比べれば過ごしやすい日が続きました。皆さんのお住まいの街はいかがでしたでしょうか?
 
ご機嫌いかがですか、皆さん。タオです。

早いもので、7月もそろそろ終りです。ハノイの7月は、6月の猛暑に比べれば過ごしやすい日が続きました。皆さんのお住まいの街はいかがでしたでしょうか?

さて、今週木曜日は7月27日です。ベトナムでは、「傷病軍人・戦没者の日」となっています。国の独立のために自らの命を犠牲にした軍人や戦没者を敬い、感謝の気持ちを表す日です。今年76周年を迎えるにあたり、そんな兵士のみなさんを讃える歌をご紹介しましょう。

でははじめに、女性歌手Thanh Thuyの歌声で「Vo Thi Sauの恩を忘れない」(Biet On Chi Vo Thi Sau)という歌をお聞きください

※ これは、ボーティサウという英雄的な生涯をおえた女性を称える歌です。彼女は第一次インドシナ戦争抗仏戦争のさなか、フランス植民地支配者によって、18才の若さで死刑となりました。しかし、彼女の勇敢さはベトナムの人々の心に永遠に生き続け幼稚園の名前にもなっています。

「ほら白い花が咲いている

でも、もう君の姿はみられない

君は人々の幸せのために身を捧げた

故郷の山や川は今も君の名前を呼んでいる

君の歌声はベトナムの人々の心の中に刻まれている」

お聴きいただいた曲は「Vo Thi Sauの恩を忘れない」でした。

次に、「忘れられない歌」(Bai Ca Khong Quen)をどうぞ

「私たちには忘れられない歌はある

それは、祖国の歌だ

私たちが忘れられない歌がある

母親が毎晩歌う、子守唄だ

私たちは、激しかった日々を忘れない

月を友とし、銃を抱き、星を眺める真夜中

それは忘れられない歌だ」

お聴きいただいた曲は「忘れられない歌」でした。

おしまいに、「赤い花の色」(Mau Hoa Do)をお送りします。

「その秋より貧しい屋根から離れた兵士がいる

あの春から離れて、ずっと戻ってこれない兵士がいる

老母は彼らの姿を悲しく見送る

彼らが亡くなった山に、赤い花を植える

日没前のように、いつもその赤い花の色で燃え上がるようだ」

お聴きいただいた曲は「赤い花の色」でした。

いかがでしたか、皆さん、今日は兵士らを讃える歌をお届けしました。それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。また来週、お会しましょう。

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