アフガニスタン東部の地震 800人以上が死亡 救助活動は難航

(VOVWORLD) -アフガニスタン東部で日本時間の9月1日に発生した地震では、これまでに800人以上が死亡しました。被災地では住宅が倒壊して多くの人が閉じ込められているということですが、道路が寸断されるなどして、救助活動は難航しています。
アフガニスタン東部の地震 800人以上が死亡 救助活動は難航 - ảnh 1地震現場(写真:ロイター/Sayed Hassib)

USGS=アメリカの地質調査所によりますと、日本時間の1日未明、アフガニスタン東部を震源とするマグニチュード6.0の地震がありました。震源の深さは8キロと推定されています。

アフガニスタンで実権を握るタリバンの暫定政権は、これまでに東部クナール州を中心に合わせて812人が死亡し、2800人以上がけがをしたと明らかにしました。
被害が大きいのはパキスタンとの国境に近い山岳地帯で、日干しレンガを積み上げた住宅が多く、倒壊した住宅に閉じ込められた人たちの救助活動が続いています。
一方で、被災地に通じる道路が寸断されるなどして、救助隊が到着できていない地域もあるということです。
アフガニスタンでは、おととし10月にも西部を震源とするマグニチュード6.3の地震で1400人以上が死亡しています。

(NHK)

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