ガザ地区へ散発攻撃続く 停戦合意の継続めぐる協議へ影響懸念
(VOVWORLD) -イスラエルとイスラム組織ハマスとの停戦合意の継続をめぐる協議が難航する中、パレスチナのガザ地区ではイスラエル軍の散発的な攻撃で死傷者が出ていて、協議への影響が懸念されます。
(写真:THX/TTXVN) |
イスラエルとハマスの停戦合意は、第1段階に続き、イスラエル軍のガザ地区からの完全撤退や恒久的な停戦を目指す第2段階への移行をめぐって双方の隔たりが埋まらず、合意の継続が危ぶまれています。
こうした中、ガザ地区の中部では16日、イスラエル軍が無人機による攻撃を行い、1人が死亡したほか、複数の人がけがをしたと地元メディアが報じました。
ガザ地区では、このところイスラエル軍による散発的な攻撃が続いていて、15日も北部で9人が死亡し、ハマスが反発を強めています。
地元の保健当局は16日、2023年10月に戦闘が始まって以来、イスラエル軍の攻撃で4万8572人が死亡したと発表しました。(NHK)