「クリミア戻らずNATO加盟なし」トランプ氏 ウクライナに和平を迫る

(VOVWORLD) - トランプ氏は17日、SNSに「ゼレンスキー大統領は望めば直ちにロシアとの紛争を終わらせることもできるし、戦い続けることもできる」と投稿し、紛争終結はゼレンスキー氏の決断にかかっているとの考えを示しました。
「クリミア戻らずNATO加盟なし」トランプ氏 ウクライナに和平を迫る - ảnh 12025年2月28日、アメリカのドナルド・トランプ大統領(左から2人目)とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(右から2人目)が、ワシントンD.C.のホワイトハウスで会談する(写真:THX/TTXVN)

アメリカのトランプ大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領との会談を前に、ウクライナがクリミア半島の返還を諦め、NATO=北大西洋条約機構への加盟を断念すれば「紛争を終わらせることができる」と主張しました。

トランプ氏は17日、SNSに「ゼレンスキー大統領は望めば直ちにロシアとの紛争を終わらせることもできるし、戦い続けることもできる」と投稿し、紛争終結はゼレンスキー氏の決断にかかっているとの考えを示しました。

さらに「クリミア半島は戻らず、ウクライナのNATO加盟はない」と書き込み、ロシアが事実上支配下に置いているクリミア半島の割譲を認め、NATO加盟を断念することが和平の条件になるとの見方を示唆しました。

これに対し、ゼレンスキー大統領もSNSで、ワシントンに到着したと明らかにし、トランプ氏との会談を前に、領土を譲らない姿勢を改めて強調しました。(テレビ朝日)

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