スウェーデン、バルト海の通信ケーブル破壊の疑いで捜査

(VOVWORLD) - スウェーデン沿岸警備隊によりますと、ゴットランド島沖の現場に船舶を派遣して、事故の詳しい状況を調べるとしています。

スウェーデン警察は20日、バルト海の海底通信ケーブル損傷をめぐり、捜査を開始したと発表しました。過去数か月の間に複数のケーブル損傷が確認されていて、スウェーデン沿岸警備隊は現地での事故調査のため、船舶を派遣したということです。

フィンランドの通信事業者「シニア」は21日、フィンランドとドイツを結ぶ光ファイバーケーブル「C-Lion1」に軽微な損傷が見つかったと発表しました。ケーブルの機能には影響がないとしています。損傷が確認されたのはスウェーデンの排他的経済水域で、スウェーデン警察の報道官は「予備調査では妨害行為の疑いについて調べている」と説明しました。

「C-Lion1」は昨年11月と12月に完全に切断されており、今回で3回目の損傷となります。スウェーデン沿岸警備隊によりますと、ゴットランド島沖の現場に船舶を派遣して、事故の詳しい状況を調べるとしています。(ロイター)

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