パキスタン軍施設で爆弾攻撃、9人死亡 テロリスト6人を殺害し計画阻止
(VOVWORLD) - 地元メディアは、イスラム武装勢力 「パキスタンのタリバン運動(TTP)」 の一派による犯行との見方を報じました。
パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州バンヌ地区の軍施設で4日、爆弾を積んだ車2台が施設の壁に激突して爆発し、民間人9人が死亡、16人が負傷しました。治安当局筋が明らかにしたもので、軍は施設に侵入しようとしたテロリスト6人を殺害し、計画を阻止したとしています。
地元メディアは、イスラム武装勢力 「パキスタンのタリバン運動(TTP)」 の一派による犯行との見方を報じました。
イスラム教が国教のパキスタンでは現在、ラマダンの期間中であり、日中の断食を終え家族らと夕食「イフタール」を取った後 に攻撃が発生しました。
爆発の影響で周辺のモスクや住宅も損壊し、屋根が崩れるなどの被害が発生したため、民間人が犠牲となったとみられています。(共同通信)