ハマス、生存している人質6人を解放へ イスラエル側は602人を釈放
(VOVWORLD) - ハマスが引き渡すとみられている6人は、20代から40代の男性で、ハマスによる生存者の人質解放は、1月19日に停戦が発効して以来7回目となります。
2025年2月8日に解放されたイスラエル人の人質3人(写真:AP) |
パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスは、22日にもイスラエル人の人質6人を引き渡す見通しだと発表しました。当初は3人が解放される予定でしたが、イスラエルとハマスが解放を早めることで合意したということです。イスラエル側は、拘束しているパレスチナ人602人を釈放することにしています。
ハマスが引き渡すとみられている6人は、20代から40代の男性で、ハマスによる生存者の人質解放は、1月19日に停戦が発効して以来7回目となります。今回の解放によって、「第1段階」で解放対象となっていた生存者の人質はすべて解放される見通しです。アメリカのニュースサイト「アクシオス」によりますと、ハマスは今月27日には、さらに4人の人質の遺体を引き渡す予定だとしています。
停戦合意では、1月19日から42日間とされる「第1段階」の停戦期間中に、ハマスがイスラエル人の人質あわせて33人を引き渡し、イスラエルが拘束中のパレスチナ人およそ1900人を釈放すると定められています。(毎日新聞)