ベトナム人医師、アジア・ノーベル賞を受賞

(VOVWORLD) -グエン・ティ・ゴック・フオン女史(1944年生まれ)は、ベトナムの有名な医学者として知られています。現在、彼女は、ホーチミン市のベトナム祖国戦線委員会副委員長、ホーチミン市生殖医療協会会長、ベトナム産婦人科協会副会長として活躍しています。
ベトナム人医師、アジア・ノーベル賞を受賞 - ảnh 12024年のマグサイサイ賞を贈られる個人と団体。(RMA撮影)

フィリピンの故ラモン・マグサイサイ大統領の生誕117周年に当たり、8月31日、フィリピンのラモン・マグサイサイ賞財団は「アジアのノーベル賞」とも呼ばれるマグサイサイ賞をベトナム人医師グエン・ティ・ゴック・フオン教授に授与すると発表しました。授賞式は11月16日、フィリピンの首都マニラで行われる予定です。

ラモン・マグサイサイ賞財団の実行委員会によりますと、フォン教授は、人間の健康と枯葉剤被害者のリプロダクティブ・ヘルスに対する枯葉剤の悪影響を解明するための研究に多大な貢献を寄せたほか、ベトナムの枯葉剤被害者に正義を求める戦いに積極的に参加してきたことで称賛されました。また、フォン教授の研究は、世界に対して「戦争の深刻な後遺症は、将来まで続く恐れがあるから、どんな犠牲を払っても戦争を回避せよ」との重大な警告を発したとのことです。

なお、グエン・ティ・ゴック・フオン女史(1944年生まれ)は、ベトナムの有名な医学者として知られています。現在、彼女は、ホーチミン市のベトナム祖国戦線委員会副委員長、ホーチミン市生殖医療協会(HOSREM)の会長、ベトナム産婦人科協会(VAGO)の副会長として活躍しています。

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