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ミュンヘン安全保障会議 米とウクライナが戦闘終結めぐり主張

(VOVWORLD) -世界各国の首脳や閣僚が安全保障をめぐり意見を交わす国際会議がドイツで始まり、アメリカのバンス副大統領は、ウクライナにおける戦闘の終結は実現可能だという考えを示しました。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は、ウクライナ抜きで戦闘の終結に向けた交渉が進められることは受け入れられないという立場を強調しました。
ドイツ南部のミュンヘンでは14日、世界各国の首脳や閣僚が安全保障をめぐって意見を交わすミュンヘン安全保障会議が3日間の日程で始まりました。

初日はアメリカのバンス副大統領が演説し、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり「トランプ政権はヨーロッパの安全保障に高い関心を持っており、ロシアとウクライナの間で合理的な和解に達することができると信じている」と述べ、戦闘の終結は実現可能だという立場を示しました。

また「今後数年間でヨーロッパがみずからの防衛のために大きく踏み出すことが重要だと信じている」と述べ、ヨーロッパ各国に対して国防費の増額などに取り組むよう求めました。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は、別の会場で行われたイベントで発言し、アメリカとロシアが、ウクライナにおける戦闘の終結に向けた交渉を始めることで合意したことについて「どんな決定もウクライナ抜きではありえない。これはわれわれの譲れない立場だ」と述べました。

さらに「私はロシア側と会談は行うが、相手はプーチン大統領だけだ。それもトランプ大統領やヨーロッパ各国と戦闘の終結に向けた共通の計画で合意したあとだけだ」などと強調しました。(NHK)

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