（写真：KCNA via REUTER）

会談冒頭、プーチン大統領はウクライナ戦争における北朝鮮兵士の勇敢な戦いに謝意を示し、「兵士たちは勇敢に戦い、ロシアのクルスク地方の解放を支援した」と述べました。

金委員長は「ロシアを可能な限り支援する用意がある」とし、様々な分野で協力強化へ努力すべきと語りました。

両首脳は会談に先立ち、天安門広場で開かれた抗日戦争勝利８０年記念式典で習近平・中国国家主席と並んで参列しました。その後、同じ車に乗り会談会場へ向かいました。

プーチン大統領は「両国関係は最近、特別で信頼に満ちた友好的な性格、そして同盟的な性格を帯びてきた」と指摘しました。 金氏は「大統領とロシア国民のために私ができることがあるならば、それは義務だと考えている」と語りました。

両国は２０２４年に包括的戦略パートナーシップ条約を結び、関係を強化しています。

ロシア大統領府が公開した映像によりますと、２時間半に及んだ会談後、プーチン氏は別れる際に金氏をロシアに招待、再会を約束する挨拶を交わしました。

ベラルーシのルカシェンコ大統領の動向を伝えるＳＮＳによりますと、 金氏は式典前に大統領と会談、平壌に招待しました。（ロイター）