韓国大統領選挙 投票日6月3日に正式決定 立候補の動きが加速
(VOVWORLD) -韓国政府は、「非常戒厳」を宣言したユン・ソンニョル(尹錫悦)前大統領が罷免されたことを受けて、大統領選挙の投票日を6月3日とすることを8日の閣議で正式に決定しました。今後、与野党による候補者選びが本格化することになります。
(写真:Getty Images) |
韓国では「非常戒厳」を宣言したユン・ソンニョル前大統領が、憲法裁判所の決定により罷免されたことを受けて、2027年3月の予定となっていた大統領選挙が前倒しされることになりました。
これを受けて韓国政府は、8日午前に開いた閣議で大統領選挙の投票日を6月3日とすることを正式に決定しました。今後、与野党による候補者選びが本格化することになり、最大野党「共に民主党」からの立候補が有力視されているイ・ジェミョン(李在明)代表について、韓国の通信社、連合ニュースは、党代表の職を辞任したあと正式に立候補を表明する見通しだと伝えています。
一方、与党「国民の力」は7日、党の候補者選びに向けた選挙管理委員会を発足させるなど、大統領選挙に向けた動きを活発化させています。(NHK)