韓国・務安空港で医療・訓練飛行再開 旅客機事故から約2カ月

(VOVWORLD) -昨年12月29日に発生した旅客機事故により全面閉鎖された韓国南西部・全羅南道の務安国際空港で、救助・捜索、医療搬送や教育訓練のための飛行が再開されたことが、24日分かりました。
韓国・務安空港で医療・訓練飛行再開 旅客機事故から約2カ月 - ảnh 1(写真:Yonhap/TTXVN)

23日午後9時から救助・捜索や医療搬送のため管制塔の承認を受けた飛行が再開されたほか、教育機関が日中に、航空機を誘導する装置の「ローカライザー」を使用しない有視界飛行を行えるようになりました。

務安国際空港では現在、大学5校と民間機関3カ所の計八つの教育機関が航空機21機を利用して飛行訓練を行っています。今回の飛行再開を受け、各教育機関は24日午前から離着陸訓練を実施しています。

ただ、事故で旅客機が衝突したコンクリートの構造物の改善など安全・施設点検のため、民間旅客機の運航は4月18日まで中止されています。

全羅南道の関係者は、「一定時間以上の飛行教育を履修するよう義務付けられている学生たちの事情を考慮して限定的に許可が下りたと承知している」とし、「旅客機の運航も安全に行われるよう最大限支援する」と述べました。(chosunonline.com)

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