韓国のイ・ジェミョン大統領は、朝鮮戦争（1950年〜1953年）の勃発から75年となる6月25日、「二度と戦争を経験しない国をつくることが、多くの方々の犠牲や献身に正しく報いる道だ」と、交流サイト（SNS）で表明しました。

また、国民が安心して暮らせるよう、「朝鮮半島の平和体制を堅固に構築する」と誓いました。

イ政権は、ユン・ソンニョル前政権の対朝鮮強硬路線を転換し、軍事的緊張の緩和を図る方針を示しています。

イ大統領は「最も確実な安全保障は、戦う必要のない平和な状態を築くことだ」としたうえで、「軍事力だけに頼って国家を守る時代ではない」と訴えました。（共同通信）