米とイラン、「核問題協議は建設的」 来週再開で合意

(VOVWORLD) -今回の協議はアメリカのトランプ大統領が求めていた直接対話ではなく、イラン側の意向に沿ってオマーンの仲介による間接的な形式で行われました。
米とイラン、「核問題協議は建設的」 来週再開で合意 - ảnh 1ウィットコフ中東担当特使(左)とアラクチ外相
(PressTV/TTXVN撮影)

イランとアメリカは12日、オマーンでイランの核開発プログラムに関する協議を行いました。両国は「前向き」かつ「建設的」な内容だったと評価し、来週再開することで合意しました。

今回の協議はアメリカのトランプ大統領が求めていた直接対話ではなく、イラン側の意向に沿ってオマーンの仲介による間接的な形式で行われました。イラン側はアラクチ外相、アメリカ側はウィットコフ中東担当特使とエスクロジマ駐オマーン大使らが出席しました。

アラクチ氏は国営テレビに対し、「生産的かつ穏やかで前向きな雰囲気」の中で協議が行われたと述べ、「交渉の土台に非常に近づいていると思う。来週この土台がまとまれば大きな前進となり、それに基づいて真の議論を始めることができるだろう」と語りました。

「双方は協議を継続することで合意した。おそらく来週の土曜日(19日)になる」とし、「イランと米国は短期的な合意を望んでいる。協議のための協議は望んでいない」と述べました。

イラン政府筋はロイターに対し、最高指導者ハメネイ師が協議に関してアラクチ氏に「全権」を与えたと明らかにしました。(ロイター)

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