米特使、イスラエル・ヒズボラ紛争の「恒久的終結へ努力」

(VOVWORLD) - ホクスタイン氏は、単に過去の国連決議にコミットするだけでは不十分だとし、さらなる措置が必要であると強調しました。
米特使、イスラエル・ヒズボラ紛争の「恒久的終結へ努力」 - ảnh 1イスラエル軍の空爆後、レバノンのタイル・ハルファから立ち上る煙(写真:THX/TTXVN)

アメリカ・ホワイトハウスの特使エイモス・ホクスタイン氏は21日、訪問先のベイルートで、アメリカ政府がイスラエルとレバノンの親イラン武装組織ヒズボラとの紛争を恒久的に終結させるための方策に取り組んでいることを明らかにしました。

ホクスタイン氏は、単に過去の国連決議にコミットするだけでは不十分だとし、さらなる措置が必要であると強調しました。

2006年にイスラエルとヒズボラの前回の戦闘を終結させた国連決議1701号は、レバノン南部からレバノン軍以外の戦闘員や武器を排除することを求めていますが、ヒズボラはその後も同地域で活動を続けてきました。最近のイスラエルとパレスチナ自治区ガザでの戦闘を受け、ヒズボラはハマスへの連帯を示し、イスラエル北部にミサイル攻撃を開始しており、イスラエルは先月からヒズボラに対する大規模攻撃を行っています。

ホクスタイン氏は記者会見で、「双方が1701号の履行を表明するだけでは十分ではなく、公正で正確かつ透明な形で実施されるための追加措置が必要だ」と述べました。さらに、「この紛争に永久的な終止符を打つ解決策を見つけるために、レバノン政府、レバノン国家、イスラエル政府と協力している」と述べました。

ホクスタイン氏は、ヒズボラに近く、紛争終結に向けて外交努力を続けてきたレバノン国会議長と「非常に建設的な」会談を行ったことも明らかにしました。(ロイター)

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