EUのフォンデアライエン欧州委員長に不信任決議案が提出 議会で否決の見通し
(VOVWORLD) - この不信任決議案は、ルーマニアの右派系のEU議員が主導し、提出に必要な72人以上の議員の賛同を得て提出されたものです。
欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長(写真:REUTERS/Yves Herman) |
欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長に対する不信任決議案が、2日、欧州議会(定数720)に提出され、10日に採決が行われる見通しとなりました。可決の可能性は極めて低く、否決されるとみられています。DPA通信などが報じました。
この不信任決議案は、ルーマニアの右派系のEU議員が主導し、提出に必要な72人以上の議員の賛同を得て提出されたものです。可決には、議員の3分の2が賛成し、かつ定数の過半数である361票を上回る必要があります。可決された場合、フォンデアライエン委員長だけでなく、閣僚に相当する欧州委員26人も全員辞任することになります。
新型コロナウイルスの世界的流行時、フォンデアライエン委員長がワクチン調達を巡り、アメリカ製薬大手ファイザーのブーラ最高経営責任者(CEO)と交わしたメッセージを、欧州委員会が公開しなかったことが問題視されています。不信任決議案では、こうした対応が「透明性を欠いている」として批判されています。(産経新聞)