写真：VGP/Giang Thanh

21日午前、マイ・ヴァン・チン副首相は作業部会とともに北部ニンビン省を訪れ、同省の指導部と会合を行いました。この会合は、2050年を見据えた2030年までの「チャンアン・タムコック・ビックドン」特別国家遺産の保存・修復計画策定の現状を点検し、評価することが狙いです。

この計画は、「リビングヘリテージモデル」への転換を明確に打ち出したものです。遺産の保存を、教育、観光、学術研究、そして現地住民の持続可能な生計維持と密接に結びつけることを目的としています。

会合で発言に立ったチン副首相は、遺産の計画策定にあたり、科学的および実践的な根拠を重視した上で、遺産の顕著な価値を明確にし、文化・歴史的価値および自然景観を長期的に保護するため、厳格かつ一貫性を確保する必要があると強調しました。また、現状維持の原則を徹底し、水田や長年性農業用地から住宅用地への転用を厳禁とすることで、遺産本来の自然景観構造を維持するよう指示しました。