(VOVWORLD) -6日午後、ハノイ市内の政府本部で、IUU=違法・無報告・無規制の漁業対策に関する国家指導委員会第29回会合が開催されました。
ハー副首相(写真:TTXVN) |
席上、発言に立ったチャン・ホン・ハー副首相は「漁獲電子ログブックへの移行に向けたロードマップを明確に規定し、船舶監視システム(VMS)を厳格に管理する必要がある」と求めました。
農業環境省の報告によりますと、これまでに各省庁・部局や地方行政府は、データシステムの整備を完了しています。それらは、国家漁業データ管理システム(VnFishbase)による操業許可・登録、漁獲電子ログブック(eLogbook)、水産物電子トレーサビリティシステム(eCDT)、船舶監視システム、漁業分野における行政違反処理システムなどです。
一方、ベトナム人民軍総参謀部のレ・クアン・ダオ副総参謀長は、現在、国防省がインドネシアやタイなどとの境界海域に52隻の海上警察隊警備船を配備し、監視活動を維持していることを明らかにしました。
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「現在までに、ベトナムではデジタルによる漁船管理、船舶監視システムの運用、トレーサビリティの確保、デジタルプラットフォーム上での違反取り締まりと罰則適用の4項目が実現しています。国防省から農業環境省に引き継がれた7万9000件以上の漁業基幹データベースに基づき、現在、国境検問所や港湾での管理が厳格に行われています。先週、国境検問所では1万9200隻以上の漁船の出入港手続きを行い、前週比で1600隻増加しました。これらの漁船はいずれも規定通りの書類を備えていたということです」
会議の締めくくりにおいて、ハー副首相は農業環境省に対し、違反の未然防止に向けた成果を十分に更新し、違反の恐れがある漁船を適時に発見・阻止することや、漁民や船長、乗組員、および管理当局の全員が利用できるよう、法的・技術的なガイドラインを速やかに発行するよう求めました。そして、欧州市場に関連する水産加工・輸出入企業に対し、自主的な点検と改善の実施を要求ると同時に、国境警備隊、漁港、および電子システムのデータを厳密に調査・照合し、統計をまとめる必要性を強調しました。