アメリカのラッセル国務次官補は25日、米中関係に関する議会上院の公聴会で、南シナ海の領有権をめぐり挑発的な行動を取っている中国に対し、「大国として自制する責任がある」と注文をつけました。
26日午前、ホーチミン市で、チュオン・タン・サン国家主席率いるホーチミン市選出国会議員団は、同市祖国戦線委員会のメンバー及び有権者の代表らと会合を行い、第13期国会第7回会議の結果について報告しました。
既にお伝えしましたように、24日ハノイで閉幕したベトナムの第13期国会第7回会議はコミュニケを出し、中国がベトナム排他的経済水域と大陸棚に石油リグを設置し挑発行為を繰り返していることを強く非難しました
25日、メキシコ駐在中国大使館の前で、メキシコ・ベトナム友好協力院や、メキシコ報道機関と政治社会団体の代表はデモを行い、中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に石油掘削設備を違法に設置したことに抗議しました。
先頃、ノルウェーの首都オスロで、「ベトナム東部海域情勢と地域の安全保障への影響」をテーマとした座談会が行われ、ベトナム外交戦略研究所の代表とノルウェーの多数の学者らが参加しました。
既にお伝えしましたように、24日午前、ハノイで開かれていた第13期国会第7回会議が、28日間の議事日程を終えて閉幕しました。今回の会議では、複数の重要な問題が討議されました。特に、中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に掘削設備を不法に設置した事に抗議するコミュニケが初めて出されました。
ベトナムの海域での中国の違法な行為を弁明するために、「ベトナム船が妨害行為を直ちに止め、現場海域から撤収するよう」という可笑しな要求もしました。
24日夜、ニャチャン市で、カインホア省文化スポーツ観光局の主催による「ベトナムの海と島の主権を保護するために力を合わせよう」展示会が開幕しました。
この数週間、フランスの各紙は中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚で石油リグ海洋981を不法に設置し挑発行為を繰り返していることに関する記事や論評を掲載し、中国を強く非難しています。
この数日、世界各国の報道機関と専門家らは中国がベトナム東部海域に石油リグを設置したことに引き続き猛反発し
「国会の開幕の日に、国会はベトナム東部海域の情勢に関する政府の報告書に耳を傾けた。国会は中国のこの違法行為に対する態度と立場を示すため、コミュニケ2号を発表した。その他、国会対外委員会のチャン・バン・ハン委員長は各国の議会に書簡を送り、中国の行為に抗議した
先ごろ、オーストラリア在留ベトナム人のロイワル・ウエンニュさんはホアンサ群島で国の領海の保護に当たっている海上警察部隊に2000オーストラリアドルと500万ベトナムドンを寄贈しました。
この機会にあたり、ホーチミン共産主義青年同盟は国の海と島の建設防衛行動プログラムをスタートさせました。
「ダナン、2014年の夏の約束の地」というプログラムの一環として行われたこの交流会は、ホアンサ群島の主権の保護に当たっている海上警察部隊と漁民たちを支援するためのものです。
閉会式で、グエン・シン・フン国会議長は「今会議では、2013年と2014年初頭の経済社会発展状況について討議が行われ、その中で、政府や、各省庁、企業、国民の努力が高く評価された。そのほか、各分野と部門の未解決問題も指摘された」と明らかにしました
23日、ラオス外務省は、在ラオスベトナム大使館に公文書を送り、中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に掘削設備を不法に設置して以来の海上の状況に懸念の意を表明しました。
22日、フランクフルトを含め、ドイツ西南部に在留中のベトナム人はデモ行進を行い、中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に石油リグ海洋を不法に設置し、挑発行為を繰り返していることに強く抗議しました。
アラセ教授は「マレーシアが来年に輪番議長国を努めるASEAN諸国は中国と共に、領有権問題の平和解決に向け、拘束力ある「行動規範」の策定を促進する必要がある」と指摘しています。
中国が20日、領有権問題をめぐってベトナムの対立が深まっているベトナム東部海域いわゆる南シナ海に石油掘削リグをさらに設置すると明らかにしたことに関し、同日行われた記者会見で、アメリカ外務省のサキ報道官は深い懸念を示しました。
日本や、アメリカ、フランス、アルジェリア、オーストラリアなど世界各国に在住中のベトナム人は反中デモを行い、強く抗議しています。これらの反中デモは所在国の人々も集めています。