ハノイ市では現在、緊急の冠水対策事業が各地で進められています。施工各社は人員や機材を最大限に投入し、休日も作業を続け、工期と品質の確保に取り組んでいます。
ハノイ市アンカイン村のイエンギア第1・第2調節池には、合わせて4221万ドル以上が投じられています。雨水を一時的にため、都市排水システムやヌエ川流域、ハノイ西部の排水負担を軽減し、冠水への対応力を高めるのが狙いです。
このうち、面積20ヘクタールのイエンギア第1調節池の総事業費は約3292万ドル、面積およそ5ヘクタールの第2調節池は約959万ドルです。現在、すべての工区で工事が進められています。
ルンロー建設総公社傘下のインフラ開発投資会社のチン・バン・ター副社長は、次のように話しました。
(テープ)
「これはハノイ市の緊急工事です。そのため、休日も人員と設備を最大限に投入し、予定どおり工事を進めています」
一方、メーチー調節池、別名ドンボン第2池は、最大貯水量60万立方メートル、うち調節容量がおよそ50万立方メートルです。今年1月末に着工し、護岸の掘削・盛土工事はすでに90%以上が完了しました。休日も数百人の職員や技術者、作業員が重機とともに工事を続けています。
ドンボン第2池の施工チームを率いるチン・トゥアン・アインさんは、次のように話しました。
(テープ)
「コンクリート打設や鉄筋工事を進めています。ここ数日は3交代・4班体制で作業し、この重要な事業の工期と品質を確保しています」
また、トーリック川への導水とハノイ北西部の排水能力強化を目的とするトゥイフオン水路改修事業でも、25か所で工事が加速しています。これまでに全体の70%以上が完了しました。
こうした動きは市内全体に広がっており、調節池や水路の改修をはじめ、50か所の排水施設でも、休日返上で工事が進められています。
ハノイ市建設局技術インフラ管理センターのグエン・ドゥック・フン所長は、次のように述べました。
(テープ)
「すべての現場で昼夜を問わず工事を急ぎ、今年の雨期前の完成を目指しています。2026年中に冠水状況を目に見えて改善することが目標です」
ハノイ市が緊急事業として冠水対策を一斉に進めていることは、長年の課題となっている都市の冠水を改善し、市民生活に直結する問題の解決を急ぐ市当局の強い決意を示しています。
