ベトナム南部コンダオ特区の指導者と住民は、環境に優しく、スマートで持続可能な交通システムの開発を目指しています。これは、コンダオ特区が「環境に優しく、独自性があり、住みやすい都市」へと発展するための最も重要な要素の一つとされています。現在、コンダオ特区はホーチミン市のグリーン転換をリードする地方の一つとなっています。

環境への負荷を減らすため、従来の化石燃料を使用する車両から電気自動車(EV)への切り替えが進められています。今年の6月上旬からは、電気バスや電気タクシーの運行が新たに始まりました。コンダオ特区では2年前から「循環型経済」のモデルが導入されており、これが土台となって、住民や企業が方針やロードマップを深く理解し、今回のグリーン転換へ積極的に参画する動きにつながっています。

サイゴン・コンダオ・ホテルのレ・モン・トゥー副社長は、次のように話しています。
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「ホーチミン市の方針により、コンダオ特区でグリーン交通の試行が始まったことを受けて、当ホテルでも電気自動車の導入へと舵を切りました。当ホテルが率先して、コンダオ特区の方針を実践しています」

コンダオ特区に国家送電網から電力が供給されるようになってから約1年が経ち、多くの家庭や企業が自主的に電気自動車への切り替えを行っています。しかし、現在コンダオでEVを利用する上での最大の課題は、充電スタンドやバッテリー交換スポットが不足していることです。

旅行会社「パウロ・コンドル・トラベル」の社長であるグエン・ホアン・フオンさんは、次のように要望しています。
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「充電スタンドの設置を加速させる必要があります。コンダオ特区では、すでに家庭や企業がEVモデルに切り替えていますが、いずれも自宅で充電しているため、火災や爆発のリスクが懸念されています。充電スタンドの設置を急速に進め、その多様化に期待しています」

現在、コンダオではグリーン転換を持続可能な開発のための画期的な解決策と位置づけています。2027年第1四半期までに、2.5トン以上のトラックや救急車、消防車、農業・林業用車両、国防・治安用車両などの特殊な車両を除き、原則としてすべての交通手段をクリーンエネルギー車両に移行する計画です。

グリーン交通への移行をさらに加速させるため、コンダオ特区の行政当局は、EVから出る廃バッテリーの回収・処理や、古い車両の廃棄処分の方法について研究を進めています。また、EV向けの充電スタンド網やクリーンエネルギー供給ステーションの開発も計画しています。この「グリーン・エコシステム」に参画する企業や投資家に対しては、特区政府が政策面や充電スタンド建設地の選定などで全面的な支援を行います。

コンダオ特区人民委員会のファン・チョン・ヒエン委員長は、次のように述べています。
(テープ)
「現在、ホーチミン市は、コンダオ特区の住民がガソリン車からEVへ乗り換える際の支援策を検討しており、車両に応じて異なる額の補助金を支給する予定です。また、コンダオ特区で投資活動を行っている企業に対しては、優遇政策の実施や建設場所の提供などを支援し、コンダオのグリーン交通システムの開発を後押ししていきます」

行政当局の強い決意と、住民や企業のコンセンサスにより、コンダオ特区はグリーン交通への移行に向けて着実に歩みを進めています。グリーン交通の開発は、排出量の削減や環境保護につながるだけでなく、コンダオ特区が目標とする「環境に優しく、独自性があり、住みやすい都市」の早期実現に向けた大きな原動力となっています。