ドリオール氏はフランスのBFMビジネスチャンネルとのインタビューで、国際企業がサプライチェーンの多様化を加速させる中、ベトナムがその恩恵を明確に受けていると述べました。2026年1月から5月までの外国直接投資の登録額は約250億米ドルに上り、そのうち約100億米ドルがすでに実行に移されています。同氏はこれらの数字が単なる約束にとどまらず、工場建設や生産ライン設置、雇用創出といった形で現実のものになっていると強調しました。
ドリオール氏はベトナムの強みとして、安定した政治環境、高度な教育を受けた若い労働力、深い国際経済統合、そしてアメリカ、EU、日本、韓国といった主要市場との強い連携を挙げました。また、外国投資の中身も変化しており、労働集約型産業から半導体、自動化、デジタル転換など付加価値の高い分野へと資金の流れがシフトしていると指摘しました。
そのうえで同氏は、ベトナムは今や単なる加工委託の拠点から、グローバルな産業バリューチェーンの重要な一翼を担う存在へと着実に転換しつつあると述べました。
