この文化祭は、ベトナム文化・スポーツ・観光省がカインホア省人民委員会および関係機関と共同で開催するもので、全国各地から700人を超えるチャム族の芸術家や伝統文化の担い手、アマチュア芸能団の出演者、スポーツ選手が参加しています。中部ラムドン省からも多くの代表団が参加しています。この文化祭は、多様性の中の統一というベトナム文化のもとで、チャム族の伝統文化を守り、その価値を広く発信することを目的としています。また、民族間の団結を深めるとともに、チャム族が暮らす地域の観光や地域経済の魅力を国内外へ紹介する役割も期待されています。
文化祭に参加したラムドン省のロン・クアン・ティエンさんは、次のように語りました。
(テープ)
「今回の文化祭に参加できたことを大変光栄に思います。チャム族の一員として、大きな誇りと前向きな力をいただきました。」
同じくラムドン省から参加したトン・ティ・キム・チャムさんは、次のように話しました。
(テープ)
「この文化祭を通じて、チャム族の人々が交流し、学び合い、自分たちの文化を国内外の観光客に紹介できるようになります。このような大きな文化祭を開催してくださった党と政府に感謝しています。」
会場では、伝統的な祭りの実演をはじめ、伝統工芸の紹介、民族衣装のファッションショー、チャム族の伝統文化の体験、さらに文化遺産の保存と持続可能な観光をテーマとしたシンポジウムなど、様々な催しが行われています。これらの取り組みを通じて、チャム族ならではの豊かな文化がさらに広く発信されることが期待されています。

ラムドン省ダクノン文化・ジオパーク管理センターのグエン・バン・トゥ副所長は、次のように話しました。
(テープ)
「2026年のチャム族文化祭では、チャム族の伝統儀礼や暮らしが紹介されるほか、民族衣装の披露や民族芸能の公演、チャム族の文化の展示、陶芸や伝統的な土器づくり、織物の実演などが行われます。」
デジタル化が進む現代において、伝統文化を守り続けることは、地域の歴史や文化を未来へ受け継ぐことにつながります。
この数日、カインホア省に響く祭りの太鼓の音には、文化祭の成功だけでなく、新しい時代の中でチャム族の文化と精神を次の世代へ受け継いでいこうという願いも込められています。