11日、チャン・タイン・マン国会議長夫妻は、韓国のチョ・ジョンシク国会議長とモンゴルのサンダグ・ビャンバツォグト国会議長の招きに応じ、9月6日から11日までの日程で行った韓国とモンゴルへの公式訪問を終えました。今回の訪問は、議会外交における重要な節目となり、ベトナムと北東アジアの2か国との二国間関係の強化と発展に寄与するものとなりました。
議会外交を通じて協力合意の実施を促進
チャン・タイン・マン国会議長の今回の公式訪問で得られた重要な成果は、高いレベルで合意された協力事項の実施における議会外交の大きな役割が明確に示されました。今回の韓国訪問を通じて、ベトナムと韓国の包括的な戦略的パートナーシップに関する共同声明が具体化され、2025年11月に締結された協力覚書が実質的に執行されました。
チョ・ジョンシク国会議長との会談や、ハン・ソンスク首相との会見、さらにサムスン、LG、ヒョソン、ロッテ、ハンファなど韓国の主要経済グループとの会合を通じて、ベトナムの立法機関のトップは、明確なメッセージを発信しました。それは、ベトナムが透明で安定した法的環境を整備し、高度な技術分野への投資資金を積極的に受け入れる用意があるというものです。
一方、マン国会議長のモンゴル訪問が、歴史的な関係発展への道を開くものとなりました。両国の国会間、そして国会事務局間で協力覚書が締結され、2024年に設立された包括的パートナーシップの枠組みが迅速に制度化されました。特に注目されるのは、両国が議会運営における人工知能、AIの活用とデジタル化で協力することで合意したことです。今回の訪問の成果は、事前にグエン・ミン・ブー外務次官が示していた期待にも沿うものとなりました。
【テープ】
「ハイレベルの議会外交は、協力に有利な法的環境を整えるだけではありません。協力に関する合意の実施を促し、後押しするためのチャンネルでもあります。また、法整備や制度の改善、国家運営の経験を共有するとともに、政治的なコミットメントを、国民や企業にとって実質的な利益につながる具体的な協力成果へと結び付ける役割も果たします」
科学技術プロジェクトにおけるベトナム企業の存在感を高める
マン国会議長による韓国とモンゴルへの公式訪問のもう一つの大きな成果は、ベトナム企業がグローバル・バリューチェーンに参加するうえで、協力の実効性を高めたことです。韓国で、ベトナム国会の指導者が、韓国企業に対し、インフラ、グリーンエネルギー、データセンターなどの分野で、ベトナムへの投資を拡大するよう促しました。
また、「ベトナム・韓国サプライヤー連携プログラム」の早期構築を進め、ベトナム企業が部品・裾野産業、精密機械、プリント基板、自動化設備など、より高度な工程に参入できるようにすることを提案しました。
ベトナムと韓国の協力の展望について、ベトナムの法律事務所ユルチョン支店のリー・ホンベ所長は、次のように評価しています。
【テープ】
「ベトナムが改革と開放、そして経済発展の政策を一貫して進め、強い決意を示していることは、大きなプラス材料です。こうした政策の方向性は、投資家コミュニティに対して、明確で前向きなシグナルを発信しています。」
マン国会議長による韓国とモンゴルへの公式訪問は、全体として大きな成果を収め、主体的かつ柔軟で、未来を切り開く議会外交の方向性を改めて示しました。
