在外ベトナム人は現在、130を超える国と地域でおよそ650万人。その8割が先進国に暮らし、知識や技術、経営、金融の面で力をつけています。レ・ティ・トゥ・ハン外務次官は次のように語りました。

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「新しい決議の核心は、呼びかけ、世話をするという段階から、共に歩み、仕組みを作るという段階へ引き上げたことです。同胞が国づくりに深く関われる仕組みを作り、優遇策や透明で公正な環境を整え、長く柔軟に貢献できるようにします。科学技術やイノベーション分野での同胞の成果も、積極的に活かしていきます。」

在外ベトナム人の力は、もはや国の外にある資源ではなく、国の内なる力の一部だという見方です。専門家や科学者、実業家、そして若い世代の力を引き出す仕組み作りが、決議の柱になっています。在外の代表機関も、同胞との対話を強めています。在シンガポールベトナム大使のチャン・フオック・アイン氏は次のように語りました。

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「大使館にとって、科学技術外交での橋渡しは、常に最優先で取り組んでいる任務です。現地の同胞の知識人や、シンガポール・ベトナム人コミュニティ連絡会、科学技術分野の部会を通じて、各分野トップクラスの専門家と連携しています。量子技術やAI、半導体、ブロックチェーン、先端材料など、国際的に名の知れたベトナム人専門家は数多くいます。こうした人材こそ、大使館が具体的な成果につなげるための架け橋です。」

新しいつながり方が、貢献の場を広げています。レ・ティ・トゥ・ハン外務次官は、今後への期待を次のように語りました。

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「同胞の皆さんが、国づくりと国の発展・防衛に、より良く、より実質的に貢献する機会は、これからも増えていくと思います。専門家や知識人、実業家の層は急速に育ち、政治や経済、文化、スポーツの分野で重要な地位を占める同胞も増えています。ベトナムが2030年、2045年に豊かで強い国を目指す中、こうした人材が大きな力になると信じています。」

決議23号は、在外ベトナム人を、在住国で、ベトナムの文化と人を伝える存在として位置づけました。「故郷を思う」段階から、「故郷と共に発展する」段階へ。地理的な距離はもう壁ではありません。決議は、在外ベトナム人一人一人が、知識や技術、経験、そして世界とのつながりで国づくりに参加できる場を、さらに広げようとしています。