MH370便はクアラルンプール発北京行きで、239人が搭乗していました。同機がルートを外れた理由について調査当局が解明に取り組んでいるものの、今回も明らかにされませんでした。

マレーシア政府は30日に発表した報告書で、このルート変更がシステムエラーによるものだと考えるのは難しいとし、「手動入力により起きた公算が大きい」と指摘しました。同機がルートを外れる前に連絡が取れなくなったことも、システムの誤作動ではなく「手動でスイッチが切られたか、電力供給に問題が生じた」可能性が高いと説明しました。

この報告書は449ページに及ぶが、特定の原因を挙げるには至らず、現代の航空業界で最大のミステリーを解く鍵はほとんど提供していません。MH370便の事故調査チームを率いる郭師伝氏はクアラルンプール郊外のプトラジャヤで記者団に対し、「プログラムされた予定飛行ルートを逸脱した理由について、確信を持って断定することができない」と述べ、「第三者が介在した可能性も排除できない」と付け加えました。