スイスのジュネーブにあるWTO=世界貿易機関本部=THX/TTXVN |
WTOは5日、本部があるスイスのジュネーブで記者会見し世界の貿易量の見通しを発表しました。
それによりますと、2022年の伸び率は前の年と比べて3.5%増えるとの見通しを示しましたが、2023年は1%の増加にとどまるとしています。
これは前回4月時点の予測と比べて2.4%の大幅な下方修正になります。
要因として世界的なエネルギーや食料の価格高騰、それに各国による金利の引き上げなどが経済活動を圧迫していることをあげています。
ロシアによるウクライナ侵攻の情勢が悪化した場合、さらに大きな打撃を与えかねないと警告しています。
記者会見でオコンジョイウェアラ事務局長は特に発展途上国の食料不安や債務問題が深刻だと強調したうえで、「世界経済はいくつもの危機に同時に直面している。2023年の見通しはかなり暗くなっている」と厳しい認識を示しました。(NHK)

