ファム・ティ・タイン・チャー副首相は14日午後、ハノイで、戦没者遺骨の捜索、収容、身元確認に関する国家指導委員会、いわゆる「515指導委員会」の常設機関と会合し、2027年7月27日までに1万8000点の戦没者遺骨のDNA鑑定を完了するよう求めました。

チャー副首相は、DNA鑑定による身元確認を加速するため、関連制度を早期に整備するとともに、公安省に対し、戦没者の遺族からの検体採取を引き続き進め、およそ200万点を保管できる検体保存施設の整備を急ぐよう要請しました。

また、戦没者や墓地に関する情報と国家人口データを連携させるほか、国防省、公安省、ベトナム科学技術アカデミーの中核人材を育成し、次世代遺伝子解析技術を習得するよう求めました。

チャー副首相は、次のように述べました。

(テープ)

「これまで多くの成果を上げてきましたが、まだ困難な課題が数多く残っています。100歳を超える高齢者を背負って検体採取に向かう職員や兵士、クアンチ省で真昼の暑さの中、発掘を続ける兵士たちの姿に深く心を打たれました。こうした並々ならぬ努力と決意が、これまでの成果につながっています」

内務省によりますと、公安省はこれまでに26万5000人を超える戦没者の遺族から検体を採取し、DNA鑑定を進めています。