15日、パレスチナ自治区ガザ地区で、イスラエル軍の攻撃で破壊された建物の跡地に集まる人たち=THX/TTXVN |
およそ60キロほど離れたテルアビブから5日間かけて行進してきた参加者たちは、目的地の首相府前に到着すると「全員をすぐに解放せよ」などと声をあげました。
そのあと、人質の家族たちがスピーチを行い、母親など7人が人質になっているという男性は「もうこれ以上待てない。解放に向けた交渉について何が起きているのか教えてほしい」と訴えました。
NHKの取材に応じた参加者のうち、いとことその息子が人質に取られているという男性は「ハマス側のどのような要求に応じなくてはいけないのかは私たちには分からないが、全員が解放されるべきだ」と話していました。
弟が人質になっているという男性は「人質を救う時間はもうない。軍事作戦は少なくとも一時的に停止されなくてはいけない」と話していました。
イスラエルのシンクタンクが今月10日に公表した世論調査の結果では「人質の解放のためにハマスと交渉するべきか」という質問に対し、「戦闘を継続しながら応じるべき」と答えた人は38%、「戦闘を停止しても応じるべき」と答えた人は21%で、ハマスとの交渉を進めるべきだとする人は合わせて6割近くに達し、先月中旬の調査に比べて14ポイント増えています。
人質をめぐっては、ハマス側がこれまでに4人を解放したほか、イスラエル軍が女性兵士1人を救出したと発表しましたが、まとまった人数の解放は実現していません。
一方、イスラエル軍は、今月15日に突入したシファ病院の近くで人質の女性1人の遺体を発見したのに続いて、17日には人質となっていたイスラエル軍の兵士1人も遺体で見つかったとしています。(NHK)

