議員の多くは政府による国際情勢の分析に高い評価を示すとともに、政府が国会に報告した方針や目標、主要な施策、任務に賛同しました。また、第16期国会の初会合で政府や首相が示した強い決意に対し、今後の経済社会発展、とりわけ10%以上の「2桁成長」目標の実現に向けて期待が寄せられました。

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「重要なのは成長率の数字を達成することだけでなく、いかに長期的な安定を維持するかです。資本や資源、低コストの労働力に依存した従来型の成長では目標の達成は難しいと考えます。そのため、生産性やイノベーション、付加価値に基づく成長へ転換する必要があります。特にデジタル経済やグリーン経済、循環型経済の役割、そして第4次産業革命の機会を活用することが重要です」

また議員からは、ベトナム経済は対外依存度が高く、国際情勢の不安定化や武力衝突、サプライチェーンの分断、エネルギー分野の動向、大国による技術的な規制などが新たな障壁となっているとの指摘がありました。さらに、貿易摩擦やアメリカの相互関税政策も経済成長にとって大きな課題となっているとしています。

農業はこれまで困難な時期において経済と社会を支える重要な役割を担ってきました。このため、政府に対し、農業分野への一層の関心と支援を求める声が出ています。

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「生産から加工、消費までを結ぶ連携の仕組みを構築し、資源を効果的に活用して集中的な生産体制を整える必要があります。農産物の加工産業への投資を優先し、付加価値を高めることが重要です。また、未加工のままでの輸出は段階的に減らし、最終的にはなくしていくべきです」

このほか、チャン・ホン・ミン建設相が、建設分野に関して議員の関心事項について説明しました。