実施から1年、多くの前向きな変化が見られています。中央では、政府の組織が、22の省および省と省同格機関から17に再編されました。政府直属機関も8から5に減りました。

各レベルの行政機関は、新しいモデルの導入を主体的に進め、住民や企業へのサービスを確保しながら、円滑な運営を維持しています。組織はスリム化され、所掌と任務の見直しによって重複が減らされました。行政手続き改革と情報技術の活用も引き続き進められ、行政運営の効率が高まっています。

地方では、全国の省・市レベルの行政区画は34で、内訳は省が28、中央直轄市が6です。村レベルの行政区画は3,321となる一方、696の県級行政機関は活動を終了しました。

ハノイでの2層制の地方行政モデルの運用状況について、ハノイ市党委員会のチャン・ドゥック・タン委員長は、次のように述べました。

(テープ) 

「この1年の成果は、政治システムと2層制の地方行政モデルが、正しい方針であり、実情にも合っていることを示しています。市では、より効率的で、住民により近い新たなガバナンスのあり方が、形になり始めています。

市の政治システムは、行政管理から現代的なガバナンスへ、管理中心の行政から、住民に寄り添い、発展を後押しする行政へ、行政運営からデータに基づく運営へと、徐々に移行しています」

地方での経験を踏まえ、ハイフォン市党委員会の組織委員長、レ・チー・ブー氏は、重要な教訓として次のように述べました。

(テープ) 

「政治システムと2層制の地方行政の組織モデルを実施することは、前例のない重要な任務です。実施にあたっては、強い政治的決意と断固とした行動が必要です。中央の指導を踏まえ、具体的な計画、工程表、実施スケジュールをつくり、担当者、進捗、成果物、責任を明確にしなければなりません」