19日、ニジェールの首都ニアメーを訪れた西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)の代表団と写真に納まるバズム大統領(右から2人目)=Al Arabiya |
19日にはECOWAS=西アフリカ諸国経済共同体の代表団が首都ニアメーを訪問し、チアニ氏らと会談しました。ただ、演説により、政変前への状況回復を要求するECOWAS側と権力維持を図る軍政側の立場の隔たりの大きさが改めて露呈した形で、今後の交渉は難航が予想されます。
代表団は、軍政が追放を宣言し監視下に置いているバズム氏とも面会しました。代表団は今月上旬にもニアメーに入りましたが、この際はチアニ、バズム両氏と会えませんでした。
ECOWASはこれまで、軍事介入も辞さない構えで軍政に圧力をかけてきました。18日には安全保障を担当する委員会のムサ委員長が、軍事介入の「開始日を決めた」と発言しました。同時に交渉を優先する意向も強調し、軍政に態度軟化を促していました。
一方、アメリカ国務省は19日、新任のフィッツギブン大使がニジェールに到着したと発表しました。軍政に対して信任状は奉呈しないということです。(日本経済新聞)

