中東のクウェート、アフリカのチュニジアとソマリア、フランスの4か国で26日、イスラム過激派の犯行とみられるテロ事件が相次ぎ、少なくとも計116人が死亡しました。過激派組織「イスラム国」(IS)は、クウェートのモスク(礼拝所)自爆テロに続き、チュニジア中部スースのホテル襲撃でも犯行声明を出しました。

チュニジアでのホテル襲撃
チュニジアからの報道によりますと、ホテル襲撃での死者数は38人で、その中で、イギリス、ベルギー、ドイツなどからの観光客が含まれました。チュニジア治安当局は銃撃戦の末、実行犯の男を殺害しました。ISは、この男がISの「戦士」であり、堕落した人への聖戦を行ったと発表しました。
また、フランス南東部グルノーブル近郊のガス工場の爆発事件では、仏捜査当局が殺人やテロ関連容疑でヤシン・サリ容疑者(35)を拘束しました。が爆発後 に別の引火性の高いガスタンクを開けようとしていたことが分かった。現場では容疑者の勤務先の社長(54)の切断された頭部と遺体が見つかり、近くにイスラム過激派が使用するアラビア語の旗が置かれていました。
一方、クウェートの首都クウェート市にあるイスラム教シーア派のモスクでの自爆テロの死者は27人に達しました。また、ソマリア南部レゴでアフリカ連合(AU)の平和維持活動(PKO)部隊の基地が襲撃された事件では、PKO部隊50人が死亡し、イスラム過激派「アルシャバブ」が犯行声明を出しました。
