イエメン情勢は非常に深刻だ

イエメンで12日に5日間の停戦が発効したことを受け、国連や民間の援助団体が食料や医薬品など の人道支援に本格着手しました。ただ、停戦発効後もサウジアラビア南部の対イエメン国境地域にロケット弾が着弾するなど、情勢は依然不安定の状態です。国際医療支援団体 「国境なき医師団」のイエメン代表は、停戦期間が「支援が必要な人の数を考えれば十分でない」と憂慮しています。
FAO=国連食糧農業機関の緊急部門責任者は「イエメン情勢は非常に深刻だ。今はすべてが足りない」と話しました。同国は食料の9割を輸入に頼るが、現地では物資を搬送するための燃料が不足。援助だけでは人々に十分な食料が行き渡らず、この責任者は「流通の再開が必須」と訴えました。
イエメンのイスラム教シーア派系武装組織「フーシ 派」への空爆を主導するサウジのサルマン国王は13日、イエメンへの支援を5億4000万ドル(約640億円)に倍増させると表明しました。国連によりますと、これに より750万人が支援を受けることが可能になるということです。