カンボジアでことし7月に行われる総選挙をめぐっては、フン・セン政権によって最大野党が解党に追い込まれるなど、公正な選挙の実施が懸念されています。
現地を訪れている河野外務大臣は、フン・セン首相と会談し、「国民の意思が適正に反映される選挙にすべきだ」と懸念を示し、公正に行われるよう支援を続ける考えを伝えました。
河野大臣によりますと、フン・セン首相は「自由で公正な選挙にするつもりだ」と述べたということです。
また、会談後には、河野大臣とプラク・ソコン外相との間で、経済発展を後押しするため首都プノンペンの電力施設の整備におよそ92億円を限度とする円借款の供与などを行う文書が取り交わされました。
河野大臣は記者団に対し、「長年、カンボジアを支えてきた友人として、カンボジアが批判されるのは本意ではない。日本として注意深く見守っていきたい」と述べました。
