(写真:VOV-Moscow)
最初に流れたのは、5日前にホー・チ・ミン主席がバーディン広場で読み上げた独立宣言でした。その後、ベトナム語、フランス語、英語の3か国語で、最新のニュースが伝えられました。
1945年の秋の朝、「ファシストを打倒せよ」という歌声とともに、「こちらはベトナムの声放送局です」というおなじみのアナウンスが、VOVの番組の冒頭を飾るようになりました。
その後、ベトナムが重要な歴史の歩みを重ねる中でも、このアナウンスは一度も変わることなく、今日まで受け継がれています。81年にわたり、ベトナムの声は常に国とともに歩み、ベトナムと世界の友人をつなぐ架け橋となってきました。
1970年代からベトナムに滞在してきたロシア人の元記者、ピョートル・ツベトフさんにとって、半世紀近く前、ハノイの街角に設置されたスピーカーから流れていたベトナムの声は、今も忘れることのできない音です。そして、ツベトフさんは現在も、ベトナムの声を有益な情報源の一つとして評価しています。
【テープ】
「皆さんが伝える情報は、とても役に立つと思います。何より重要なのは、常に最新の情報が伝えられていることです。ですから、ベトナムで何が起きているのか、私はまずベトナムの声から知りました。ベトナムで起きているさまざまな動きを理解するための、非常に良い情報源です。皆さんは常に、できるだけ客観的にニュースを伝えようと努力しています」
ツベトフさんにとって、ベトナムの声は単なる情報源ではありません。それは、半世紀近くにわたる記憶の一部であり、ベトナムとロシア、両国の関係の歴史を刻んできた存在でもあります。
