ASEAN諸国国防大臣の集合写真=AFP/TTXVN

席上、ベトナムのゴ・スアン・リック国防大臣は、「ベトナムは、ASEANの中核的役割に対する中国の支持、及びASEANが主導的な役割を果たす国防協力メカニズムの構築への中国の積極的な貢献を高く評価する」と明らかにしました。また、ASEANと中国がCOC=海上行動規範の枠組みを策定していることについて、リック大臣は「これは前向きな前進であり、双方は、実施可能性の高い、また法的拘束力があるCOCを目指す必要がある。この目標を早期に達成する為に、それぞれの当事者は本当の協力を高め、自らの公約に相応しく対応する必要がある」との見解を述べました。

一方、会談で、日本の小野寺 五典(おのでら いつのり)防衛大臣は「日本はASEANの中核的な役割を支持しており、引き続き日本・ASEAN防衛協力の指針である「ビエンチャン・ビジョン」を基礎にASEANとの協力を推進してゆく」と強調しました。会談で発言に立ったリック大臣は「双方の国防協力を全面的に強化するために、あらゆる方法でASEANと日本との接触を維持する必要がある」と述べました。

他方、アメリカのジェームズ・マティス国防長官は、テロとの戦い、海上安全保障に関するアメリカの見解を明らかにすると共に、「アメリカは、DOC=海上行動宣言の完全履行とCOC=海上行動規範の早期制定を支持している」と強調しました。リック大臣はアメリカ側に対し、国際法、とりわけ1982年国連海洋法条約に従って、ベトナム東部海域を巡るあらゆる紛争の平和的解決を支持するよう希望しました。

なお、23日午後、ベトナムのゴー・スアン・リック国防大臣はラオスのチャンサモン国防相と個別会見しました。