アフガニスタンの選挙管理委員会は20日、ことし7月20日に予定されていた5年に1度の大統領選挙を、9月28日に延期すると発表しました。

投票の不正を防止するため、大統領選挙で初めて導入される生体認証システムの準備が間に合っていないとみられ、選挙管理委員会は「透明で公正な選挙を行うため準備が必要で、当初の日程では実施できない」と説明しています。

アフガニスタンの大統領選挙は、当初はことし4月に予定されていましたが、7月に延期されたうえ、今回さらに先延ばしになります。

前回、5年前の選挙では、不正投票の疑惑が浮上して票の再点検が行われたため、結果が確定するまで5か月以上かかりました。

選挙管理委員会としては、生体認証システムを導入して公正な選挙を国内外にアピールするねらいがありましたが、たび重なる延期で選挙を本当に実施できるのか懸念が強まっています。

大統領選挙には、2期目を目指す現職のガニ大統領や、政権ナンバー2の首相にあたるアブドラ行政長官、それにガニ政権で安全保障担当の大統領顧問を務めたアトマル氏などが立候補しています。