(NHK) アフガニスタンの首都カブールにあるイスラム教シーア派の宗教施設で、11日夜、男が押し入って銃を乱射し、内務省によりますと、少なくとも市民14人が死亡し、40人余りがけがをしました。現場では、駆けつけた治安部隊との間で銃撃戦になり、男は数時間後に射殺されたということです。

(写真:AFP/TTXVN)
アフガニスタン国内で少数派のシーア派は、今月、重要な宗教行事の「アシュラ」を行っていて、事件が起きたとき、この宗教施設は礼拝に訪れた人たちで混雑していました。
アフガニスタンでは、これまでもシーア派を狙ったテロや襲撃が起きており、ことし7月にも同じカブールで、シーア派の市民によるデモを狙った爆弾テロ事件が発生して80人が死亡し、シーア派を敵視する過激派組織IS=イスラミックステートの地域組織が犯行を認める声明を出しています。
このため、今回の事件によって、多数派のスンニ派と少数派のシーア派との間で宗派対立が一層深まることが懸念されています。
