捜索活動が打ち切られる可能性も出ている(写真: AP)

(NHK) アフガニスタン北部で2日発生した大規模な地滑りでは、これまでに少なくとも400人が死亡し、行方不明者も多数に上っていますが、現地では捜索に必要な重機が不足しており、捜索活動が打ち切られる可能性も出ています。

アフガニスタン北部のバダフシャン州では2日、大規模な地滑りが発生し、300棟を超える住宅が土砂に押しつぶされ、アフガニスタンの防災当局によりますと、これまでに少なくとも400人が死亡したということです。
現 地では依然として多くの住民と連絡が取れない状態が続いていて、アフガニスタン政府は、救助のために軍や警察を派遣しています。こうしたなか、地元の州の 副知事は被災地の状況について、二次災害のおそれがあるほか、道路事情が悪く最大で深さ30メートルに及ぶとみられる土砂を取り除くための重機などが不足 していて、捜索活動は中断されていると述べました。
そのうえで、副知事は「捜索が難しい場合、現場をそのまま墓地とすることも検討している」と話 していて、捜索活動を打ち切る可能性もあるとの考えを示しました。現地では4000人以上が周辺の高台などに避難しており、政府や国連は水や食料などの支 援物資の輸送を急いでいます。