実業家のハットラ・トーマスドッティル氏(55)が2日未明までにリードを広げ、勝利に近付いています。得票率2、3位も女性で、同国史上2人目の女性大統領誕生は確実な情勢です。現職のヨハネソン氏は2期8年での辞職を決め、事前の世論調査では激戦となっていました。任期は8月1日から4年間で、何度でも再選が可能となります。
トーマスドッティル氏は2007年、金融業界に女性の価値観を採り入れることを主な目的として投資家会社を設立しました。同国の商工会議所初の女性代表も務めました。
1日には投票所で朝日新聞の取材に応じ、「男女平等の世界がどのようなものかを示すのは、世界におけるアイスランドの役割だ」と強調しました。「政界でもビジネス界でも、より多くの女性が力を持てば、私たちはより平和で公正な世界に住むことができる」と訴えました。
アイスランドは、世界経済フォーラムが発表する「ジェンダーギャップ報告書」で14回連続1位。世界で最も男女平等に近い国として知られます。次期大統領も女性になれば、1980~96年に4期務めたビグディス・フィンボガドッティル氏(94)に次いで2人目となります。(asahi.com)
